Samurai Graph は,ユーザフレンドリーな操作感で利用することができるように開発された 2次元グラフ作成ソフトです.テキスト形式で保存された実験データなどのファイルから数値データを読み込んで 2次元のグラフにプロットできます.
Samurai Graph に関する最新の情報は,http://samurai-graph.sourceforge.jp/から入手できます.
Samurai Graph では,スカラー型もしくはベクトル型のデータを 2次元のグラフに描画できます.
ラベル,タイミング線,有意差シンボル,軸のブレイクシンボルなどの様々な部品をマウスによるインタラクティブな操作によって追加・配置できます.また,軸メモリや数字をドラッグすることにより,スケール幅や視点を必要に応じて自由に変更できます.作成したグラフは,EMF,GIF,JPEG,EPS,PDFなどの様々な画像フォーマットのファイルに保存できます.
Samurai Graph は, Java 言語で実装されており,Windows や MacOS X や Linux 等,Java 1.4 以降に対応している環境で動作します.MacOS X に関しては,OS にバンドルされている Java が利用可能です.
Java に関する一般的な情報は,Java.com ホームページ (http://www.java.com/) から,技術的な情報は Sun Java Technology のページ (http://java.sun.com/) から取得できます.
Samurai Graph を利用するために,Java ソフトウェアを Java ソフトウェアのダウンロードのページ (http://www.java.com/ja/download/) からダウンロードして,インストールしてください.こちらのページでは,ダウンロード・インストール・動作確認のそれぞれの手順が詳細に説明されています.
提供されている配布パッケージは,Windows 用,MacOS X 用,その他のプラットフォーム用にパッケージングされており,http://samurai-graph.sourceforge.jp/download.html からダウンロードできます.
Windows および MacOS X については,セットアップウィザードの利用やプログラムのコピーのみで容易に導入できます.
Samurai Graph を動作させるためには,Java 実行環境が必要です.事前に Java 実行環境をインストールしてください.詳しくは,項3.1. 「Java 実行環境」を参照してください.
すでに Java がインストールされているかどうかは,http://www.java.com/ja/download/installed.jsp へアクセスすることにより確認できます.
Windows 用には,実行形式のインストーラパッケージ samurai-graph-win32-0.7.1.exe
が用意されています.
ダウンロード後,ダブルクリックすることによりセットアップウィザードが起動します.
セットアップウィザードのメニューに従い操作を進めていくことで,インストールが完了します.
MacOS X 用には,ディスクイメージ samurai-graph-mac-0.7.1.dmg.gz
が用意されています.
このディスクイメージには,Java プログラムを通常のプログラムとして利用できるよう,アプリケーションバンドラが含まれています.
ダウンロード後,ダブルクリックしてディスクイメージをマウントすることにより,Samurai Graph のプログラムを取り出すことができます.
Samurai Graph のプログラムをアプリケーションフォルダにコピーすれば完了です.