LixM SE 1.2(1.7.0)

org.lixm.core.common
クラス LIXMPhaseException

java.lang.Object
  上位を拡張 java.lang.Throwable
      上位を拡張 java.lang.Exception
          上位を拡張 org.lixm.core.common.LIXMException
              上位を拡張 org.lixm.core.common.LIXMPhaseException
すべての実装されたインタフェース:
java.io.Serializable

public class LIXMPhaseException
extends LIXMException

LIXMの処理中に発生したより特定可能な例外を表すクラスです。

LIXMの処理行程

LIXMには大きく分けて3つの処理が存在します。

プリプロセス段階

モデライズ処理に必要な事前処理またはやっておきたい処理がこの段階に該当します。

この段階の処理を行うかは任意ですが 行う場合には必ずモデライズを開始する前でなければならず、 かつこの段階が正常に終了しなければモデライズフェーズに移行してはいけません。

この暖段階ではまだXMLDocumentListは一切利用できません。

モデライズ段階

プリプロセスが完了しXMLソースをモデル化し XMLDocumentListを作成する段階です。

この段階の処理は必ず行わなければならず、正常に完了した場合に初めて XMLDocumentListを利用できます。

その他の段階

この段階は先の二つ以外にアプリケーション固有の処理が必要な場合が該当します。
プリプロセス前に発生するかモデライズ後に発生するか、 LIXM仕様ではその順序は一切定められていません。

LIXM処理の詳細なシークエンスは以下の通りです

 LIXM処理開始
             ↓
          (必要ならば)プリプロセスフェーズ開始→プリプロセスフェーズ実行中→プリプロセスフェーズ終了
                      ↓
                  モデライズフェーズ開始→モデライズフェーズ実行中→モデライズフェーズ終了
                              ↓
                         アプリケーションコードのXMLModelList利用
                                   ↓
                                LIXM処理終了
 

縦方向が大きく分けた各フェーズ間の進行段階です。
横方向がその中でさらに分けた個々のフェーズ内の進行段階です。

各フェーズの終了にはさらに二つの終了状態があり、 それは正常終了正常ではない終了です
次のフェーズに進んで良いのは前のフェーズの最終処理が正常に完了した場合のみです。

この時の各フェーズが正常に終了しなかった場合に発生するのが LIXMPhaseExceptionとなります。

導入されたバージョン:
1.5
バージョン:
1.7.0
作成者:
tasogare
関連項目:
直列化された形式

フィールドの概要
static byte PHASE_MODELIZE
          モデライズフェーズで例外が発生したことを表す定数です
static byte PHASE_OTHER
          その他のフェーズで例外が発生したことを表す定数です
static byte PHASE_PREPROCESS
          プリプロセスフェーズで例外が発生したことを表す定数です
 
コンストラクタの概要
LIXMPhaseException(java.lang.Exception e, byte phase)
          一般情報を持つフェーズ例外を作ります。
LIXMPhaseException(java.lang.String message, byte phase)
          フェーズ例外を直接的なメッセージと共に作ります。
LIXMPhaseException(java.lang.String message, java.lang.Exception e, byte phase)
          一般情報を持つフェーズ例外を直接的なメッセージと共に作ります。
 
メソッドの概要
 java.lang.String getMessage()
          この例外のメッセージです。
 byte getPhaseType()
          どのフェーズで発生した例外か特定します。
 
クラス org.lixm.core.common.LIXMException から継承されたメソッド
toString
 
クラス java.lang.Throwable から継承されたメソッド
fillInStackTrace, getCause, getLocalizedMessage, getStackTrace, initCause, printStackTrace, printStackTrace, printStackTrace, setStackTrace
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
equals, getClass, hashCode, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

フィールドの詳細

PHASE_PREPROCESS

public static final byte PHASE_PREPROCESS
プリプロセスフェーズで例外が発生したことを表す定数です

関連項目:
定数フィールド値

PHASE_MODELIZE

public static final byte PHASE_MODELIZE
モデライズフェーズで例外が発生したことを表す定数です

関連項目:
定数フィールド値

PHASE_OTHER

public static final byte PHASE_OTHER
その他のフェーズで例外が発生したことを表す定数です

関連項目:
定数フィールド値
コンストラクタの詳細

LIXMPhaseException

public LIXMPhaseException(java.lang.String message,
                          byte phase)
フェーズ例外を直接的なメッセージと共に作ります。

パラメータ:
message - この例外の直接的なメッセージ
phase - どのフェーズか表す定数
関連項目:
PHASE_PREPROCESS, PHASE_MODELIZE, PHASE_OTHER

LIXMPhaseException

public LIXMPhaseException(java.lang.Exception e,
                          byte phase)
一般情報を持つフェーズ例外を作ります。

パラメータ:
e - この例外が持つ一般情報
phase - どのフェーズか表す定数
関連項目:
PHASE_PREPROCESS, PHASE_MODELIZE, PHASE_OTHER

LIXMPhaseException

public LIXMPhaseException(java.lang.String message,
                          java.lang.Exception e,
                          byte phase)
一般情報を持つフェーズ例外を直接的なメッセージと共に作ります。

パラメータ:
message - この例外の直接的なメッセージ
e - この例外が持つ一般情報
phase - どのフェーズか表す定数
メソッドの詳細

getMessage

public java.lang.String getMessage()

この例外のメッセージです。
例外に一般情報が含まれる場合はそれに基づいたメッセージが返されますが 返されるメッセージは実装依存です。

オーバーライド:
クラス LIXMException 内の getMessage
戻り値:
例外メッセージ。一般情報を持つ場合はそれに基づく。

getPhaseType

public byte getPhaseType()

どのフェーズで発生した例外か特定します。
このメソッドで得られる値はこの例外クラス内で完結される値で その他の場所で用いられるべきではありません。

このメソッドで得られる値の利用は例外処理に留めてください。

戻り値:
フェーズを特定する値
関連項目:
PHASE_PREPROCESS, PHASE_MODELIZE, PHASE_OTHER

LixM SE 1.2(1.7.0)

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