第1章 基本的な使いかた

目次

起動
関数のプロット例
ファイルデータのプロット例
個々の項目に対する設定例
全体設定例

関数 f(x)=600+14*x のグラフと以下のデータをプロットすることを考えます。ここで、以下のデータをファイルに書き込み、supply.dat というファイル名で保存したとします。

例1.1 supply.dat

592
611
627
640
663
676
686
700
712
720
		

(どうでもいい)注

このデータは日銀のマネーサプライのデータをもとに作成したものです。

起動

実行可能ファイルをダブルクリックして起動します。

表1.1 実行可能ファイル名

OSファイル名
Linuxcueplot
Mac OS XCueplot.app
Windowscueplot.exe

注記

このハンドブックで Linux に当てはまることは Mac OS X 以外の他の Unix 系 OS にも当てはまります。

ソフトが gnuplot の場所を見つけられなかったり、起動できなかった場合はダイアログウィンドウが開きます。その場合、ファイル gnuplot(Windows では pgnuplot.exe)の場所を指定してください。

Linux や Mac OS X ならば gnuplot の絶対パスとして /usr/bin/gnuplot/usr/local/bin/gnuplot が考えられます。Mac OS X で Fink を利用して gnuplot をインストールした場合は /sw/bin/gnuplot でしょう。

「Timeout: gnuplot is not ready」 と表示されたウィンドウが出たら、Cueplot を再起動してください(Windows 版のみ)。このエラーメッセージは pgnuplot.exe から出力されるものです。