Seasar DI Container with AOP

Seasarは、V2から DI コンテナ with AOP(S2Container)になりました。 トランザクションの自動制御、トランザクションと連動したコネクションプーリングをPOJO(普通のJavaのクラス)から簡単に利用できます。 もう重厚なアプリケーションサーバは必要ありません。TomcatやJettyのようなServletコンテナ上で、S2Containerをさくっと動かせばよいのです。 S2のテーマは次の2つです。

  • J2EEの解体と再構築
  • 易しさと優しさ

トランザクション管理やコネクションプーリングといった機能は、これまで(ほとんどの場合)アプリケーションサーバ内でしか使えませんでした。 そのため、テストをするのも一苦労でした。Inコンテナアプローチのテストも結構めんどくさいものです。 S2では、トランザクション管理やコネクションプーリングといった機能を通常のコンポーネントとして提供します。 アプリケーションサーバなしで利用できるのです。J2EEの複雑さを取り除き、おいしいところだけを利用できるようになってます。

S2では易しさを重要視しています。1時間もあれば使えるようになるというのが目標です。また、優しさも重要視してます。 マニュアルが整備されているのはもちろんのこと、直感的に開発・テスト・デバッグが行えるように心がけています。 敷居はできるだけ下げたいのです。