マクロを使用することにより、
定型文と同じインタフェースでテキストの加工等が可能になります。
ここでは「全角→半角」「漢字の読み」「翻訳」を行うマクロを設定してみます。
まず最初に設定ウィンドウから定型文タブを選択し、新規ボタンで定型文追加ウィンドウを表示します。
設定名は「全角→半角」、タイプをマクロにし、マクロはTextToHankakuを選択、
ショートカットキーを RShift + H とします。引数は空白で構いません。
OKを押すと設定ウィンドウに追加されます。
同じように「読み仮名」も追加してください。
最後にもうひとつ、「翻訳」も追加します。
マクロに引数がある場合はスペースで区切ります。
入力が終わったらOKボタンを押して設定ウィンドウを閉じます。
文字列を選択し、定型文入力と同じようにリストウィンドウを表示させます。
リストウィンドウはアクティブなフォーカスを奪わないので、
下の画像のようにファイル名変更の場合でも問題ありません。
使用したいマクロは「全角→半角」なので、このままEnterキーを押してください。
全角文字が半角になります。
ショートカットキーを RShift + H に設定しましたので、リストウィンドウを表示しなくても
文字列を選択し、RShift + H でももちろん可能です。
続いて、「翻訳」のマクロを使用してみます。
先ほどと同じように、リストウィンドウを表示するか、RShift + Tを押します。
マウスカーソル付近にポップアップウィンドウが表示され、翻訳結果が出力されます。
引数にen jaを設定したので英→日になります。日→英は引数を逆にしてマクロを設定すれば可能です。