Eudev パッケージはデバイスノードを動的に生成するプログラムを提供します。
はじめに .pc ファイル内の udev ルールの場所を修正します。
sed -i '/udevdir/a udev_dir=${udevdir}' src/udev/udev.pc.in
Eudev をコンパイルするための準備をします。
./configure --prefix=/usr \ --bindir=/usr/sbin \ --sysconfdir=/etc \ --enable-manpages \ --disable-static
パッケージをコンパイルします。
make
テスト時に必要となるディレクトリを生成します。 その一部はインストールの際にも利用します。
mkdir -pv /usr/lib/udev/rules.d mkdir -pv /etc/udev/rules.d
コンパイル結果をテストするには以下を実行します。
make check
パッケージをインストールします。
make install
LFS 環境にて有用なカスタムルールやサポートファイルをインストールします。
tar -xvf ../udev-lfs-20171102.tar.xz make -f udev-lfs-20171102/Makefile.lfs install
ハードウェアデバイスに関する情報は、/etc/udev/hwdb.d
ディレクトリおよび /usr/lib/udev/hwdb.d
ディレクトリに収容されています。 Eudev
はこの情報をとりまとめて、バイナリデータベース /etc/udev/hwdb.bin
を作成しています。
このデータベース初期化は以下により実現します。
udevadm hwdb --update
このコマンドはハードウェア情報が更新された際には必ず実行してください。