ExcelPettyCashBookの新しいバージョンがリリースされ、この新しいものを使用したい場合に、既存のデータを新しいExcelPettyCashBookに移行するツールです。
ExcelPettyCashBookはExcelマクロで実装されており、マクロはExcelファイル自体に保存されているため、このようなツールを使って古いExcelPettyCashBookから新しいものにデータを移す必要があります。
sourceforgeからダウンロードしたアーカイブを解凍するだけです。epcb-csv.exeというEXEが本体になります。
コマンドラインから使用します。DOSプロンプトを立ち上げて、解凍したディレクトリに移動し、
> epcb-csv.exe -h
と叩いてみてください。ヘルプが表示されるはずです。
ただ単に古いExcelPettyCashBookのデータを新しいものに移行したい場合は、下記のように使ってください。
> epcb-csv.exe genall 古いExcelPettyCashBook -t 新しいバージョンのExcelPettyCashBook -o 新しいExcelPettyCashBookのファイル名 (実際は一行)
例) epcb-csv.exeと同じディレクトリに古いExcelPettyCashBookである OLD.xls 、新しいバージョンの ExcelPettyCashBook-1.1.0.xls がある場合
> epcb-csv.exe genall OLD.xls -t ExcelPettyCashBook-1.1.0.xls -o NEW.xls
となります。上記を実行するとExcelが立ち上がり、NEW.xls が生成されます。
-oを指定しなかった場合、プログラムが _<数値>_<ソースファイル名>.xls というファイル名でExcelPettyCashBookを生成します。
epcb-csv.exeがExcelを開いている間は、Excelに対する操作(アクティブなシートを変えるなど)は行わないで下さい。動作がおかしくなる可能性があります。
epcb-csv.exeはコマンドライン引数として、サブコマンドと入力としてのソースファイルを指定する必要があります。
> epcb-csv.exe サブコマンド ソースファイル名 [オプション]
という形式です。
開発者以外は genall 以外指定することはないと思いますが、一応説明。
処理にかかった時間を表示します。